・ What is Aromatherapyアロマテラピーってなに?
・ 「アロマテラピー」or「アロマセラピー」?の違い
・ エッセンシャルオイル(精油)とは
・ アロマテラピーのメカニズム
・ アロマテラピーの歴史
・ エッセンシャルオイル(精油)の抽出方法
・ エッセンシャルオイル(精油)の取扱い方法
・ エッセンシャルオイル(精油)の保存方法
・ エッセンシャルオイル(精油)のノートについて
・ エッセンシャルオイルの光毒性について
・ エッセンシャルオイル(精油)はなぜ高い?
・ アロマテラピーの注意点(使用編)
・ アロマテラピーの注意点(保存編)
・ 精油の禁忌について
・ 妊娠中のアロマテラピーについて
・ パッチテストについて
・ How to do it? どうやってするの?
・ ベースオイル(キャリアオイル)とは
・ ベースオイル(キャリアオイル)の使い分け
・ 期限過ぎたエッセンシャルオイルの使い道
・ 濃度の早見表

 
 

英国では現在、心身を総合的にとらえ、健康を維持する目的で精油を使うホリスティック・アロマテラピーの概念が浸透しています。フランスやベルギー、オランダ等ヨーロッパでは、メディカルアロマテラピーとして、医療に取り入れられています。

日本においてアロマテラピーは、医療、医術を行う行為ではありません。また、アロマテラピーで使うエッセンシャルオイル(精油)も医薬品ではありません。当サイトで取り上げておりますエッセンシャルオイルの作用に関しても、民間療法で取り上げられているものであって、その医学的効能をうたったものではありません。

What is Aromatherapy アロマテラピーってなに?

アロマテラピーとは

 アロマテラピーとは、「芳香療法」と訳され、ハーブ、花、果実、葉、小枝、樹皮、根、種などから抽出した天然のエッセンシャルオイル(精油)を使用する、自然療法です。リラクセーションやストレスケア そして美容や健康維持、疲労回復に役立てることができます。広く一般的には、植物の香りや成分を利用した健康法を総称してアロマテラピーと呼んでいます。言葉の使い方はどうあれ、要は植物の持つ香りや力をうまく活用し、それによってリラックスしたり、リフレッシュしたりすることが重要なのです。
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レモンの香りをかぐと、さわやかな気分になったり、ペパーミント の香りで頭がすっきりすることがありませんか? アロマテラピーとは、ハーブなどの自然植物が生み出す芳香の成分を利用して、心や身体を健康にするという自然療法の一つです。 アロマテラピーは「芳香」、テラピーは「療法」 を意味します。

一般的に、アロマテラピーとは植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使った健康法と定義されています。しかし、精油に限らず、ハーブティーを飲んだり花の香りをかいだり、心と身体に良い結果をもたらすさまざまな植物の香りの利用法すべてを、広い意味でのアロマテラピーということができます。


植物の香りにはそれぞれさまざまな特性があり、心を癒したり、リフレッシュさせたり、人間が本来もっている自己治癒力を高め、心と身体のバランスを正常な状態に戻す働きがあるといわれています。ただし、心と身体が受け付けない、嫌いな香りをかいでも良い効果は期待できません。まずは、心地よいと感じる、好きな香りを見つけることが大切です。


人間が生きていくうえで大切な酸素を、植物が生み出してくれている限り、植物の香りと人間の関係も続いていきます。自然の恵みは私たちの生命線そのものなのです。精油(エッセンシャルオイル)を使う時、これも自然からの贈り物だという事を思い出し、一滴一滴を大切に使っていきましょう。


心と身体を健やかに美しく保ち、香りに満ちた心地よい暮らしを楽しむことを、 Axxenz Japan は応援いたします。

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「アロマテラピー」 or 「アロマセラピー」?の違い

あなたは「アロマテラピー」と「アロマセラピー」の二つの呼び方があることにお気づきでしょうか?「 Aromatherapy 」をフランス語読みすると「アロマテラピー」、英語読みすると「アロマセラピー」です。

 

「フランス式」と言われるアロマテラピー
フランスでは、医師を中心に医療現場で生まれ、自然療法のひとつとして捉えられています。
精油は、医師の処方により、ブレンドされ、皮膚塗布、経口投与、座薬など、健康保険に適用される医薬品として使われていています。これが「フランス式」と言われるアロマテラピーです。

 

「イギリス式」といわれるアロマテラピー」
イギリス式アロマテラピーの特徴は、トラブルを部分的なものとして治療するのではなく、心を含めた 全身的(体質)、全人格的 なものとしてアプローチし、和らげて行くという考え方です。

精油の取り扱いに関する制約があるフランスから少ないイギリスに渡ったマルグリット・モーリー女史 (イギリス・生化学者)( 1960 代) が、 美と癒しをテーマにマッサージ中心のイギリス式アロマテラピーを提唱。 精油を植物油に希釈してマッサージする方法で美容やストレス解消、癒しを目的とするアロマテラピーです。

 

日本では、1985年にイギリスのロバートティスランド著「芳香療法 理論と実際」の訳本が発売されたことから、イギリス式が中心に普及したようです。
日本でも最近、フランス式が注目されるようになってきましたがまだ医療として認められていません。ですが、心療内科や精神科、産科や婦人科、診察室にエッセンシャルオイルの香りで患者のストレスを軽減させる病院もあるようです。

最初に精油を用いた自然療法を「アロマテラピー」と名付けたのは、フランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォセ氏でした。彼の弟子のマルグリット・モーリー女史が現在サロンで行われているマッサージを取り入れ、英国に伝え普及させたのが「アロマセラピー」です。

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エッセンシャルオイル(精油)とは

エッセンシャルオイル(精油)とは、ハーブなどの植物の花、茎、葉、樹皮などから抽出された揮発性の「芳香物質」ことをいいます。それぞれの植物により異なる芳香物質や有効成分を含んでいます。

精油は、植物のホルモンともいわれ、植物が生きる上で精油の成分は必要不可欠なものです。(エッセンシャルとは必要なものという意味です)害虫から身を守ったり、受粉のために必要だったりといろいろな役割を持っています。
アロマセラピーは、この精油の成分の力を借りて、心身のリフレッシュや美容のために役立てようとするもので、精油の成分を吸引したり、キャリアオイルなどで希釈して皮膚に塗布したりして利用します。

エッセンシャルオイルには、 300 種類以上もの種類が存在しますが、抽出するためには、きわめて多くの植物を必要とするため、高価なものもたくさん存在します。 エッセンシャルオイル(精油)は、原則として純度 100 %のものを指し、希釈したものや香料などを添加したオイルは、【フレグランスオイル】【ポプリオイル】【アロマオイル】などと呼ばれ、安価なものが多いのも特徴です。

質の悪い香料などが含まれる場合は、頭痛や吐き気の原因になる場合もあるので、アロマテラピーを正しく安全に楽しみたい方は、ぜひ本物のエッセンシャルオイルを手に入れましょう。


エッセンシャルオイルのほとんどは液体で(まれに室温で固体状ないし半固体状のものもあります)、透明無色あるいは淡黄色をしています。例外的にジャーマンカモミールやヤローは青色、バレリアンは緑色をしています。
有効成分を高濃度に含んだ エッセンシャルオイル はそれぞれ独特の「香り」を持つ「芳香性」で、空気に触れると蒸発する「揮発性」です。この揮発度(蒸発する速度)は、それぞれのエッセンシャルオイルによって異なります。ひとつのエッセンシャルオイルには 100 種類以上の化合物が混合されています。

 

つまり エッセンシャルオイルは植物自身が自らつくり出しミックスした有機化合物を集めたものなのです。

この化合物類は相互に関連しながらもそれぞれ違った化学構造を持ちます。そのためにエッセンシャルオイルそれぞれが違った香りを持ち、違った薬理作用、場合によっては毒性を持つことになります。
同じ種類の植物からなるエッセンシャルオイルでもこの化学物質の含有量が違ってくることがあります。同種の植物でも世界の様々な場所で育ちますので、その土壌や気象、高度、収穫の時期、収穫時間によっても変化すると考えられています。

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アロマテラピーのメカニズム
アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイル(精油)の芳香成分は、鼻や口を通して、また肌を通して体内に入り、皮膚だけでなく血液によって身体中に運ばれます。 この為、エッセンシャルオイル(精油)に対する正しい知識と使い方を身に付けていれば、家庭での健康管理や、急なトラブルに対する応急処置に使用することが出来るようになります。しかしこのことは同時に、正しい知識を持たないで、間違った使用法や用い方をすると、健康を損なったり、体を傷つけることもあり得るという事です。

 

◆  3つのプロセス
私たちが精油の香りを楽しむ時、身体の中ではさまざまな動きが起こります。そのメカニズムには大きく分けて3つの流れがあります。
香りは空気中で小さな分子として飛び回っています。分子が鼻の中を転がっていくと、数秒で大脳から神経系やホルモン系、免疫系にまで影響は及びます。分子が気管から肺へ入っていく途中、香りの成分は粘膜をきれいにしていきます。分子が肌に触れると、その小ささと親油性から肌の奥まで浸透していき、細胞の生成リズムを整えてくれるのです。

 

◆  1.鼻から大脳へ
精油の香りを楽しむ時、香りの小さな分子は鼻の中を伝わって、鼻の付け根のあたりにある嗅上皮に伝わります。親指の爪ほどの大きさのこの粘膜で、香りの分子はインパルス(電気信号)に変換されて大脳に伝わります。


大脳の中心部には大脳辺縁系と呼ばれる、人間の本能的な部分(食・性・情動など)を司っている部分があります。インパルスはこの部分に強く働きかけることが解明されてきました。辺縁系の周囲にある、創造の場と呼ばれる大脳新皮質にもその刺激が伝わり、さらに視床下部や脳下垂体にもインパルスは伝わっていきます。この結果、自律神経系やホルモン系、免疫系の働きを調整し、心と身体に影響を与えることが解明されつつあります。

香りによって働きかける部分が違うため、リラックスしたり、しゃきっとしたり、色っぽくなったりと、影響はさまざまです。たとえばラベンダー油の香りは縫線核に働きかけ、神経伝達物質セロトニンの分泌を促すことで気持ちを和らげ眠りを誘います。(うつや情緒不安、不眠症の人の血中にはセロトニンが不足しているケースが多くみられます。)また同じシソ科のローズマリー油は脳内の扁桃核と海馬に働きかけ集中力や記憶力を高め、気分をリフレッシュする働きがあります。

理性によって情動をコントロールし、ストレスの多い社会に生きている私たちが、快い植物の香りを楽しむことで、自らの身体のリズムを見直すきっかけになることを期待しております。

◆  2.鼻から肺へ
香りを楽しむ時、香りの分子は呼吸と一緒に鼻や口から喉を通って気管や気管支、肺へと入り、粘膜から血管壁を通って吸収されます。香りの成分は各器官で分解され最終的には体外に排出されます。精油には抗菌作用や殺菌作用があるので、吸入することで喉や気管をクリーンに保つ事ができます。インフルエンザがはやる時期に部屋やベッドサイドに精油を香らせるだけでも充分にこの働きは期待できます。眠るためラベンダー油を寝室に香らせることで同時に吸入もできるわけです。

◆  3.表皮から皮下組織へ
精油を植物性油脂や大量の水で希釈して、肌に用いるときのプロセスです。皮膚は大きく分けて表皮、真皮、皮下組織(脂肪組織)の3層から成り立っています。表皮と真皮の間にあるバリアゾーンと呼ばれる保護膜は、水分や紫外線をカットする働きがあります。この保護膜を通過できる物質は少ないのですが、精油はこの層を通過してさらに下の組織にも浸透することができます。


皮膚は28日周期で生まれ変わっています。新しい細胞が28日かかって押し上げられ、古い細胞は垢としてはがれ落ちていきます。これをターンオーバーと呼びますが、これは月の満ち欠けや女性の月経周期とも一致しています。不規則な生活やホルモンバランスの乱れ、消化器系の機能低下によってもターンオーバーのサイクルは乱れます。精油をスキンケアに使うことで、精油の抗菌作用や代謝を促進する作用、ホルモン調整作用が肌だけでなく身体全体に働きかけます。そのため身体の内側から肌を健やかに美しく保つ事が可能となるわけです。

植物が持つ香りの特性を日常生活に取り入れることは、古くから行われていました。古代から、香りは神からの授かり物とし宗教儀式の中で香木や花などが焚かれていました。古くは、紀元前3000年頃までさかのぼります。
古代エジプトではすでに、医療の目的や化粧品のために精油を利用していました。また、ミイラを作るためにシダーウッドやニッキなどを防腐剤として使っていました。

パピルス文書によれば、乳香やオレガノ、コリアンダーといった芳香植物が香料として使用されていました。そして、紀元前100年頃に絶世の美女といわれたクレオパトラが、香料、とくにバラを好んで入浴や香水に使ったというのは有名な話です。
西暦100年になって、ギリシャの医師ディオスコリデス氏が600種以上の植物に関する「ギリシャ本草」を記しました。10世紀末には、ペルシャ人の医師で錬金術師イブン・シーナ氏(ラテン名アヴィケンナ氏)によって水蒸気蒸留法が発明され、精油の蒸留法が確立されました。
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14世紀には、芳香植物を油に入れて加温し、その成分を浸出させて使うようになります。その作り方や油を用いたマッサージ法は、現在のアロママッサージの標準となっています。また、アルコールを使ったローズマリーウォーター(化粧水の原点)は、ハンガリーの王妃エリザベートが高齢になってから、若返りの水として洗顔の時に愛用していたといわれます。
1664年、ロンドンでペストが大流行し、そのとき香料がもっている殺菌消毒効果が世の中に広く認められました。
フランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォセ氏は実験中にやけどを負い、そばにあったラベンダー油にとっさに手を浸し、その回復経過の早さに驚き精油の研究を続け、1928年に「芳香療法」という本を出版しました。その中で、芳香物質(精油)を用いる自然療法を「アロマテラピー」と名付けました。
一時、進歩した西洋医学や薬学の陰に隠れて衰退したアロマテラピーですが、自然回帰の声の高まりとともにその価値が再評価され、今日に至っています。

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エッセンシャルオイル(精油)の抽出方法

エッセンシャルオイルとは、植物が子孫を残すためや自分の守るために出している香りです。その香りの源がエッセンシャルオイルです。また植物の生命そのものともいわれています。

植物によって抽出方法や抽出部位が異なってきます。すべての植物がエッセンシャルオイルになるというわけでもないのです。自然の中にも毒があり、毒性の強いものはアロマテラピーに使用できません。

 

抽出方法

水蒸気蒸留法 は原料となる植物を釜に入れ、水蒸気を通してエッセンシャルオイルを放出させます。気化したオイルは水蒸気とともに冷却器で冷やされた液と蒸留水の2層にわかれ、上部のオイルがエッセンシャルオイルで下層には少しの芳香成分が溶け、これが「フローラル・ウォーター」になります。

圧搾法 は果実からエッセンスオイルを採取する方法で、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツなどの柑橘類に使われる。現在では機械で果皮を剥いて、果実をしぼって分離させます。そうすることで、ジュースとエッセンシャルオイルに別れます。しかし、圧搾法は熱を使わないため他の方法で抽出したオイルよりも変質がしやいのが特徴です。

 

溶剤抽出法 はベンゼン、エーテルなどの有機溶剤に原料となる植物をつけこんで、エッセンシャルオイルを抽出する方法です。植物が十分溶けた溶剤をゆっくりと加温し、溶剤を気化させるとワックス状の固形物が残ります。この固形物を純度の高いアルコールで洗浄しエッセンシャルオイルと分離させて抽出をする方法です。この方法で抽出されたエッセンシャルオイルを「アブソリュート」と呼ばれます。

油脂吸着法 はジャスミンとか熱で香りが壊されてしまうときに使用される方法で、古くから使われていた方法でもあります。シャシと呼ばれるガラス板に牛脂やラードを塗り、その上に新鮮な花びらをのせ香りをしみ込ませたあとにアルコールで洗浄し香り成分を分離させる方法です。この方法は何度も花を取り替えるため大変手間と時間がかかるので、この製法はほとんど使われていない。この方法で抽出されたエッセンシャルオイルも「アブソリュート」と呼ばれます。
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エッセンシャルオイル(精油)の取扱い方法
アロマテラピーでは、「香りは薄めに」「1%希釈」が基本です。強い香りは嗅覚を疲労させてしまい、逆効果です。
使い方を間違って、身体を傷つけたり、気分を悪くしては全く意味がありません。
希釈の方法は様々ですが、水には溶けませんから、植物油(ベースオイル、キャリアオイルともいう)やアルコールに混ぜたり、塩や蜂蜜、ミルクなどをうまく利用して 精油 成分をしっかり溶け込ませてから、使用します。
*マッサージオイルを作る場合、植物油5 ml に対して、 精油 1滴(0 . 05 ml )がちょうど1%濃度になります。
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エッセンシャルオイル(精油)の保存方法

精油 の保管については、劣化を最小限に食い止めるために、光が入らない遮光ビンで保存し、フタをきちんと締め空気が入らないようにし、直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所で保管します。
使用期限は、通常1〜2年、柑橘系なら半年をメドに使い切るようにしましょう。古くなると酸化して香りも変わってしまいますので、少量を新鮮なうちに使い切るようにしましょう。

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エッセンシャルオイル(精油)のノートについて

ノートというのは、香りの揮発速度のことです。
精油 をブレンドした場合、トップノートの 精油 が一番最初に香り、次にミドルノート、最後にベースノートが香ってきます。
トップノートは柑橘系やペパーミントなど、ミドルノートは花や葉などから抽出した 精油 、ベースノートは木部などから抽出した 精油 が多いようです。
オリジナルのブレンドを考える時、このノートのことを考えながら 精油 を選ぶのもよいでしょう。
ベースノートは香りの保留剤になりますので、長く香らせたい時には有効ですが、すぐに香りが上がってこないので、ブレンドする際、入れすぎに注意してください。せっかくのブレンドも、あとからベースの香りばかりが鼻についてしまう恐れがありますので。

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エッセンシャルオイルの光毒性について

エッセンシャルオイル(精油)の中には、日光などの強い紫外線と反応して
お肌に炎症などを引き起こす成分(光毒性成分)を含んでいるものがあります。

  代表的な精油として、ベルガモット、グレープフルーツ、レモン、ライムがあります。
  これらの精油をトリートメントに使用した後は、数時間ほど強い紫外線(直射日光や日焼けマシーン)は
避けるようにして下さい。

  光毒性成分は柑橘系の精油に多いのですが、スイートオレンジ、マンダリンには光毒性成分は認められません。
また、レモンやライムなどでも、水蒸気蒸留した精油には光毒性成分は認められません)

  光毒性成分を含む精油をトリートメントに使用する場合は、就寝前をおすすめします。
  なお、ベルガモット FCF (フロクマリンフリー)のように、光毒性成分をあらかじめ除去した精油もあります。

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エッセンシャルオイル(精油)はなぜ高い?

エッセンシャルオイル(精油)は高価なものがたくさんあります。
これは端的にいえば、膨大な量の植物から少量のエッセンシャルオイルしか抽出できないからです。
もっとも極端な例はローズオイルです。
ローズオイル 1 滴を抽出するためには、バラの花 50 個前後が必要になると言われています。
5 千円、 1 万円で売られている豪勢なバラの花束をもってしても、その花束からはわずか 1 滴の精油すらとれないのです。
人気のラベンダーにしても、 1 瓶( 10ml )の精油を抽出するために、 3kg ものラベンダーの穂先が必要になると言われています。
精油は大変貴重なものです。
精油になる前の植物の姿を頭に思い浮かべつつ、大切に利用しましょう 。 <top>

アロマテラピーの注意点(使用編)

対象年齢について

1歳未満の乳児には精油を直接使用しないで下さい。

「母と子のアロマテラピー」ジェーン・ダイ著 フレグランスジャーナル社による

 

生後3カ月〜1歳半までの乳幼児には、成人の4分の1の精油量

1歳半〜7歳までの小児には、成人の半分の精油量

7歳〜14歳までの少年少女には、成人の半分から同じ精油量

 

60歳以上の方も、7歳〜14歳までの少年少女と同様に通常の半分位を目安に、場合によってはそれより少し多く使用する程度にして下さい。

 

・使用時にアレルギーが出たらすぐに使用を中止しましょう。また直接原液をつけないようにし飲用もしないでください。

・妊娠中の使用は希釈したものなら基本的には問題はありませんが、心配の場合は専門医にご相談ください。

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アロマテラピーの注意点(保存編)

・保存は直射日光の当たらない場所や温度差の激しい場所をさけ、またなるべく空気にふれないようにしてください。

・プラスチック容器での保存を避け、遮光瓶をしようしてください。

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精油の禁忌について

体のコンディションやライフサイクルなどにより「使用することができない精油」「使用する際に注意が必要な精油」があります。このようなことを精油の禁忌と言います。禁忌とは「すべきでないこと、避けなければならないこと」を意味します。精油の薬理作用については解明されていないことも少なくなく、現在の情報は経験に頼るところが多いと思います。一般的に言われている精油の禁忌についてリストアップしますので、該当する場合は避けておいたほうが良いと思います。

生理の重い人(月経過多など)は使用しないほうがよい精油

クラリセージ・ジュニパー・セージ・バジル・フェンネル・ペパーミント・マージョラム・ミルラ・ローズ・ローズマリー

敏感肌、アレルギー体質の人は使用しないほうがよい精油

エレミ・オリガナム・カッシア・カルダモン・キャラウェイ・クローブ・シダーウッド・ジンジャー・スペアミント・タイム・ティートリー・シナモン・パイン・バジル・パセリ・バーチ・フェンネル・ベルガモット・ペパーミント・メリッサ・レモン・レモングラス・レモンバーベナ・ローズマリー

低血圧の人は注意して使用する必要のある精油

マージョラム・メリッサ・ラベンダー

喘息の人が使用してはいけない精油

カンファー

長期間にわたり使用しないほうがよい精油

アニス・オレンジ・クローブ・ジュニパー・ナツメグ・ブラックペッパー・マートル・ヤロウ・ユーカリタプス・レモン、

大量に用いるとよくない精油

アンジェリカ・イランイラン・オレンジ・カンファー・クラリセージ・シナモン・ジュニパー・パセリ・パチュリー・バニラ・フェンネル・ブラックペパー・ペパーミント・ベルガモット・マージョラム・ヤロウ・ユーカリ・ラベンダー(スパイク)・レモン・レモングラス

腎臓に障害があるとき使用してはいけない精油

ジュニパー

肝臓に障害があるとき使用してはいけない精油

キャラウェイ・タイム(チモール)・マウンテンセイボリー

化学療法中の人が使用してはいけない精油

シダーウッド・シナモン・ジュニパー・セージ・ネロリ・フェンネル・ブラックペッパー・ユーカリプタス・ラベンダー・レモン

皮膚炎症状の場合に使用してはいけない精油

アニス・イランイラン・ジャスミン・ジンジャー・シトロネラ・ゼラニウム・パイン・ベンゾイン・ローレル

ホメオパシー中に使用してはいけない精油

ペパーミント・ユーカリプタス・ローズマリー
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● 注意を要する精油(妊婦)

妊娠中は使用してはいけない精油

アニス・アンジェリカ・オレガノカンファー・キャロットシード・クローブ・シナモン・スパイクラベンダー・セージ・タイムチモール・フェンネル・レモングラス

妊産婦に使用する際に注意を要する精油

ガルバナム・キャラウェイ・クラリセージ・コーンミント・サイプレス・サントリナ・シダーウッド・ジャスミン・ジュニパー・スペアミント・ゼラニウム・ディル・ナツメグ・ニアウリ・バジル・パセリ・ヒソップ・フランキンセンス・ベチパー・ペニーロイヤル・マージョラム・マグワート・ミルラ・メリッサ・ラベンダースピカ・ラベンダーストエカス・ローズ・ローズマリーカンファー・ローズマリーシオネール・ローズマリーベルベノン・ロベジ・ローレル・ヤロウ

妊娠初期から 4 〜 5 ヶ月までは避けた方が良い精油

クラリセージ・キャラウェイ・ジュニパー・ゼラニウム・ニアウリ・マージョラム・メリッサ・ユーカリデイビス・ローズマリーカンファー・ローズマリーシオネール・ローズマリーベルベノン

 

妊娠中のアロマテラピーについて

妊娠中のアロマテラピーって、大丈夫なの?不安に思われる方も多いと思います。
妊娠中のアロマテラピーについては、一般的に、安定期に入るまではお勧めできません。精油の有効成分が、胎盤を通して胎児にも影響を与える可能性があるからです。
特に妊娠初期には、ホルモンに影響を与えるとされる精油、また、ケトン類などの刺激の強い成分を含んだ精油、香りの強い精油などは使用を控えるようにします。(このような精油には、「妊娠中はダメよ!」とまず書いてありますので、チェックしてみて下さい。)

ただし、安定期に入ったら、そこまで神経質にならなくてもよく(避けるべき精油は以下を参照)、逆に、妊娠中の不快な症状の改善などに役立てて欲しいと思います。
なお、体調には個人差がありますので、心配な方は医師にご相談ください。

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パッチテストについて

・初めてのエッセンシャルオイルを使う時
・皮膚が敏感な方
・アレルギー体質の方

そのような場合、必ずパッチテストを行ってください。

パッチテストやり方は簡単です。
希釈濃度にしたがって作ったブレンドオイルを、
前腕部 や 手首の内側 に、少しだけ塗ります。
そのまま 24〜48時間 様子を見てみます。

そして肌がかゆくなったり、炎症が起こらないかどうか、確認します。
万が一、異常が起こればすぐに、大量の水で洗い流してください。
場合によっては石鹸を使用してください。
もし異常があった場合、その人にその精油は避けた方が良いです。
ただパッチテストの結果は
・体調
・用いた精油の状態(開封後の期間、メーカーなど)
によって変わることがあります。
もし、やはり今後何らかの形で使いたい、というのであれば、その時もう一度パッチテストをする事。
また量を半部以下に希釈するなどしてみてください。

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How to do it? どうやってするの?

エッセンシャルオイルの香りを楽しむと同時に、その作用を心身の健康に役に立てるのがアロマテラピーです。そのためにはどういう方法があるか。さまざまなエッセンシャルオイル活用法をご紹介します。

 

<ルームフレグランス(芳香浴)>

部屋の中にエッセンシャルオイルを香らせて楽しむという、もっとベーシックで簡単な方法です。一般的にはアロマポットやバーナーや拡散器を使って、ゆっくりと香りの楽しむことでリラックス効果につながります。安全性を考え、火を用いない拡散器をお薦めします。ポットタイプは香りを拡散しますが、分子が大きいため使用範囲が小さくなり、また熱を加えてしまうと熱に弱いエッセンシャルオイル成分が壊されてしまいます。芳香浴の時は、なるべく熱の発生しない拡散器がベストでしょう。

 

<沐浴>

疲れたときにリフレッシュやリラックスをしたいときに、ぬるめのお湯でゆったりとつかるのもよいでしょう。入浴自体にいろいろな作用があり、それにエッセンシャルオイルの作用が加わるので、より効果的な状態を見出してくれるでしょう。体が温まることでオイルの成分が吸収されやすくなるという効果も期待できます。エッセンシャルオイルは原液のままでしようせず、必ずバスオイルや希釈基材に薄めてから使用してください。長時間入浴をする場合は、胸までつかる半身浴でも効果的です。その場合は全身浴の半分のエッセンシャルオイルでいいでしょう。

 

<部分浴>

洗面器に入れたお湯に両手をひたす、バケツにお湯を入れて足をひたすという方法です。スキンケアや疲労回復に役に立つほか、足には反射区があるので、全身に効果が伝わります。それぞれお好みのエッセンシャルオイルを3滴と基材を入れてよく混ぜてから10分ほどひたします。

 

<マッサージ>

エッセンシャルオイルを使う最もポピュラな方法がマッサージです。マッサージそのものとエッセンシャルオイルの相乗効果が得られます。専門店にいかずに、セルフケアで手や足やボディーに軽くマッサージをするだけでも違ってきます。

 

<吸入>

エッセンシャルオイルを含んだ蒸気を呼吸器から体内に取り入れる方法です。鼻づまりや喉の痛みに効果があります。洗面器にはったお湯に2〜3適をたらし、鼻を近づけるとう方法です。吸入は刺激が強いため長時間を避けましょう。5分間が目安です。

 

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ベースオイル(キャリアオイル)とは

 

キャリアオイル (Carrier Oil) とは?  アロマテラピーにおいて、植物脂は精油を希釈し、お肌に塗るための下地であり、精油を皮膚に運搬する( Carry= 運ぶ)目的で使用します。この希釈用の植物オイルは精油の芳香成分を体内の血液やリンパ液に浸透させて運ぶことから、別名 キャリアオイル 、あるいは、 ベースオイル と呼びます。植物脂と何種類かの精油を混ぜ合わせることにより、個性的なボディオイルやフェイスオイルを作る事ができるようになります。

 

キャリアオイルの働き

・精油の濃度調節

・皮膚の細胞を柔軟にし、吸収力を増す。体内に精油の有効成分を皮膚に浸透しやすくする 。

・表皮の水分の蒸発を抑制し、乾燥を防ぎ、肌荒れを防ぐ。

・皮膚の表面を覆い、機械的な刺激や薬物よりの刺激から保護する。

・皮膚の炎症を抑え、剥落面の表皮形成を促す。

・マッサージを施す指の動きを滑らかにして、皮膚への刺激を少なくする 。

 

キャリアオイルの選び方、取り扱い方法

・ 100 %天然の植物オイルであること 。理想的には、無農薬・有機農法で着色料・保存料が混入されていないこと。
・不乾性油(常温で酸化膜をつくらない)であること 。
・化学変化の少ない低温圧搾法(機械抽出法)で抽出したものが好ましい。一番絞り (Extra Virgin Oil)
・直射日光や高温多湿を避け、しっかり蓋を閉め、冷暗所に保存する。
・古くなると品質が劣化(変色・酸化臭がするなど)し、皮膚に有害になるため、できるだけ早く使い切る 。
・精油とキャリアオイルをブレンドすると空気に触れる回数が多くなり、さらに酸化や変質が進むため、早めに使い切る。

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ベースオイル(キャリアオイル)の使い分け

 

鉱物油や動物脂がふさわしくない理由として、植物油と鉱物油を比較すると、鉱物油は石油から製造されているために、分子構造が大きくてお肌に浸透しないばかりか、毛穴をふさいで、皮膚本来の機能を防げるのでアロマテラピートリートメントには適さないのです。動植物性も一般には使用されないが、唯一スクワラン(深海サメより抽出したもの・植物性のオリーブスクワランもある)が使用されることもあります。

 

キャリアオイルの種類 (代表的な3種)

<アーモンドオイル>

アジアでは数千年前から栽培されており、古代ですでに美容におけるヒット商品でした。アーモンドおいるはスキンケアに使われるオイルのなかでもっとも大切なものの一つ、古典派である。80%のオレイン酸は、美しく、柔らかい皮膚間をあたえ、刺激を減少し、ケアをしてくれます。酸化しやすいので保管期間は開封後3ヶ月〜6ヶ月以内に使用するのが望ましい。

<ホホバオイル>

小さくて、まったく見たたないホホバの木からは、大人気で引っ張りだこオイルがとれる。このオイルは脂肪酸とグリセリンのエステルではなく、不飽和脂肪酸と脂肪アルコールのエステルからなっているため、300度まで加熱可で、冷蔵庫では固化し、温室に戻すとふたたび液状になる。その際、品質が悪化するようなことはない。近年では、最高級化粧品とスキンケアオイルのスターとして活躍をし、人の皮膚ととっても似ている。むらなく肌に伸び、すみやかに皮膚に浸透して、ケア効果が持続する。油っぽくギラギラせず、健康な絹のような光沢が残り、お肌のバランスオイルとして親しまれているオイルです。

<グレープシードオイル>

ブトウの種から高温圧搾法で抽出されるオイルで、ぶどうの種に含まれている油分はほんのわずかなので、ワイン産地などぶどうを大量に産出する地域で主に生産されている ( イタリア、フランス、スペイン、チリ等 ) 。グレープシードオイルの方がベタツキが無く、滑りが良く、後処理が簡単などの利点があり 、刺激性やアレルギー性も少なく非常に浸透性と伸びが良いのが特徴です。ほとんど全ての肌質に合うし、皮脂分泌のバランスを整えるので、脂性肌、トラブル肌向きです。クレンジングオイルとしても使用可能です。

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期限過ぎたエッセンシャルオイルの使い道

通常言われているエッセンシャルオイルの使用期限は、柑橘やミント系は半年、その他は1年位で長くても2年以内が目安です。但し、購入する前の状態や、ご自分の管理状態によって予定よりも早く劣化する場合もあります。香りが変質したと感じたらマッサージなど肌への使用はやめて下さい。香りが「悪臭」と感じる程変質していたり嫌いな香りの場合は、やはり捨てるしかないでしょう。

 

ルームスプレー

ルームスプレーを作って臭い消しや拭き掃除に。 100ml の水をスプレー容器に入れ、精油を 10 滴(最高 20 滴位まで)落とし、使う度によくシェイクして使用します。上記の分量のうちウォッカやエタノールなどのアルコール類やお酢を 10 〜 20 %の割合で加えると、消臭、殺菌効果が高まります。お掃除後やごみ箱、カーペット、排水口、トイレ使用後のエチケット、玄関、車の中など、いやな臭いを消したい時に役立ちます。また窓や床などあらゆる拭き掃除や外出先のトイレの便座などを拭くと汚れ落ちもよく、梅雨時期はカビ予防にもなります。

 

ティッシュに数滴たらして

ティッシュを折りたたみ、精油を 2 、 3 滴たらします。お掃除をはじめる前に掃除機に吸い込ませておくと、掃除機独特のいやな臭いを消し、香りがお部屋に漂います。タンスや戸棚に入れておくと防虫効果とほんのり香り付きます。帰宅後の靴の中に。消臭、殺菌効果があります。

 

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エッセンシャルオイル(精油)濃度の早見表

植物油の量

10ml

20ml

30ml

50ml

0.5%

1滴

2滴

3滴

5滴

1.0%

2滴

4滴

6滴

10滴

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